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   WEISS最新製品を中心にハイエンド/パーソナル・コンピュータ・オーディオをご紹介いたします

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 このたびWEISSでは、5年の歳月をかけて開発した従来とはコンセプトの異なるDAC『DAC502』を発表、新発売いたしました。そのもっとも大きな特徴は従来からの光学ディスク・メディアや、今や一般的になったストリーミング配信、ハイレゾ音声ファイなどすべてのデジタル・データに対してのインターフェイスとしての役割だけでなく、デジタル領域で積極的にDSP(Digital Signal Processing)つまりデジタル信号処理を行うことによって、D/Aコンバータのオーディオ・システムの中での新しい役割・位置づけを提案するものです。

 一度システムにつないだらほとんど触ることのない従来のD/Aコンバータではなく、積極的にデジタル・データレベルで音源に対して補正やコントロールができる、本当の意味でのデジタル・プリアンプ的な役割を果たすべきだと考える、プロユースの世界で活躍してきたWEISSならではのコンセプトで開発された、新しい時代に向けての製品だと言えるでしょう。

FRONT PANEL

DAC502_Front.png

REAR PANEL

DAC502_Back.png

IR Remote controler


リモコン写真.jpg

主な特徴


■DSP導入

現在のオーディオではたとえばデジタルEQ(イコライザー)一つとっても、ハイエンド・デジタル機器でありながら内部ではアナログ処理をしているものが多いですが(下図参照)、これはシステム内に余計なA/D・D/A変換が入ることを意味し、それが位相エラーや歪みの原因になりかねないと考えられます。しかしDAC502では内部でデータをすべて195.3kHz(40bit floating point)に変換し、DSPでデジタル信号処理した後にDACによってアナログ変換します。これはコンシューマ・ハイエンド・マーケットでは初めての取り組みです。

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■4つのDSPアルゴリズム

DAC502には、15個のデジタル信号処理チップ(DSP)が内蔵されています。この機能はDAC502の最大の特徴といえるでしょう。現在実装されているDSPアルゴリズムは以下の4つです。

・・・・・・・・・・・・Vinyl ( ヴァイナル・エミュレーション )・The EQ ( パラメトリック・イコライザ )

・・・・・・・・・・・・XTC ( クロストーク・キャンセリング )・Room EQ ( ルーム・イコライザ )

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■各種DSPはプリセット可能

DSPによる各種のパラメータは、それぞれに名前をつけて保存したり、グループ化してプリセット化する機能があるので、使用環境や目的に応じて瞬時に設定変更することができます。

■ファーム・ウエアのアップデート

DSPアルゴリズムが追加されたり更新された場合には、イーサネット経由でサーバに接続して新しいソフトウェアが利用ができます。

■192kHz/24bit対応の4系統デジタル入力

PCMに44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz、176.4kHz、192kHzのサンプリング周波数と24bitワード長に対応する低ジッター高性能入力インターフェースを搭載。さらにUSBでは52.8 kHz、384 kHz、DSD64、DSD128をサポートします。内部の高精度/低ジッタ・クロック・ジェネレータによりD / Aコンバータ・セクションのクロッキングを行います。入力信号は最適な信号品質のために195kHzのサンプリング周波数に変換され内部では常に195kHzに固定されています。この方式はジッタ関連の影響を大幅に軽減するのにも役立ちます。

■3つのユーザー・インターフェイス

DAC502の操作は、次の3つのユーザ・インタフェースで行えます。

・・- フロントパネル上のタッチスクリーンとロータリーノブでの本体直接操作
・・- 赤外線リモコン
・・- PC/Macやタブレット等を使用したインターネット・ブラウザによるWebインターフェイス

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■専用リモート・コントローラー

専用のリモート・コントローラーで以下のようなDAC502の全ての操作が行うことができます。

・入力選択・出力選択・音量調整・出力レベル・ミュート・絶対出力極性・DSPプリセット

■基本性能にも新開発技術を導入…電源強化

アナログ回路とデジタル回路の個別に、DAC502専用に開発されたパワフルなリニア電源(非スイッチング電源)が使用されています。また左右のチャンネル間で分離された独自のレギュレータを備えています。その結果 "デジタルノイズ" とチャンネルクロストークのないアナログ出力が得られます。

電源スイッチは主電源電圧のゼロクロスでのみオンまたはオフに切り替わる半導体リレーを起動します。これによりノイズのない電源の切り替えが保証されます。2つの主変圧器はトロイダル型です。メイン電圧の選択は他の電子機器に供給される前に、電圧を測定することにより自動的に行われます。

■パワフルなヘッドフォン・アンプ

バックパネルにはバランス型 (4 pin XLR) 、フロントパネルにはアンバランス型 (1/4 インチ・フォンジャック) の2種類のヘッドフォン出力が用意されています。バランス型はライン出力と同様にディスクリートの出力です。WEISSはプロオーディオのマーケットをそのルーツとしています。そのためヘッドフォン・アンプセクションは強力で、レコード制作プロデューサー/エンジニアが信頼するに足る完全にトランスペアレントなサウンドを提供します。

・Vinyl ( ヴァイナル・エミュレーション )とは?

vinyl.jpg これほどデジタル音源の種類や仕様が多様化した現在でも、アナログ再生音を好む音楽愛好家の方はまだまだ多いのが現状です。実はアナログのレコードプレーヤーでの再生システムは、音に寄与する変数が多いかなり複雑な機械的なシステムです。そこでこの変数を仔細に分析し、デジタル領域でWeiss独自のアルゴリズムでエミュレート(本質的に再現)すれば、デジタル音源をあたかもアナログ・システム再生でさせたかのように聴くことができるのではないかと考えました。そしてその結果、驚くほど自然で良好なエミュレーションの結果が得られました。アナログ時代の音源がデジタル化されたもの、また反対にアナログ音源の無い音源の再生にもアナログレコード特有のサウンドキャラクターを付加します。

DMM-CD.jpg なおこの Vinyl の開発にあたってはドイツの高音質レーベル「Stockfisch-Records」のDMM(Direct Metal Master Cut)CD制作の技術の協力がありました。

 この技術はLPレコードの制作に使用されるだけではりません。音楽信号を特殊な金属素材のメタルマスターでアナログ信号を取り込んだ後、フォノグラフでそれを読み取りWEISSのADCでデジタル音楽信号に変換してCDにします。2年間の研究開発の成果とこの長年の協力のおかげで Vinyl は完成いたしました。

・The EQ ( パラメトリック・イコライザ )とは?

eq.jpg パラメトリック・イコライザは、プロフェッショナルのオーディオ制作スタジオで最もよく使用されるツールの1つで、音楽全体または特定の楽器の音質特性を非常に正確に補正することができます。

 DAC502ではWEISSお得意のDSPアルゴリズムによるデジタルの3バンド・パラメトリック・イコライザを搭載し、低域ブースト/カット、中域ブースト/カット、高域ブースト/カットで再生周波数のバランスを微調整・補正します。

・XTC ( クロストーク・キャンセリング )とは?

xtc.jpg このDSPは左右スピーカーの間に発生するクロストークを低減することを可能にする特別なデジタル・フィルタで、スピーカーの外側まで広がる立体的な音場展開を可能にします。簡単に言えば左チャンネルは左耳にのみ、右チャンネルは右耳にのみ届くようにデジタル・フィルタリングすることで、左から右へ、または右から左へのクロストークをキャンセルし、あたかもヘッドフォンでリスニングするような曖昧さの無い音場感が得られ、録音によってはサウンドステージがスピーカーを超えて拡張され、音場は3次元にもなります ( XTCの開発はスイスIllusonic社と協力して行っています)。

xtc図解.jpgXTCによる再生で得られる主な印象は次のとおりです。

- 大きなステレオステージ
  (左右のスピーカー間のスペースよりもはるかに広い)
- 深み感、すなわち3-Dのような音場感
- 非常にリアルな録音場所での音響空間の再生
- ステージ上に明確に位置する楽器の存在感

またXTCによる再生は、次のような音源に適しています。

- ダミーヘッド・レコーディング
  (バイノーラル録音・XTC再生に最適)
- ライブ録音
 (音場空間や聴衆など会場の雰囲気が記録されたもの)
- スタンダードなスタジオ・レコーディング

特に小型スピーカーや、スピーカーの設置に制限の多いリスニング環境では、その効果の大きさがいっそう感じられます。

・Room EQ ( ルーム・イコライザ )とは?

room eq.jpg Room EQは、リスニングルームの音響特性を調整し、試聴環境に適切なイコライジング補正をするために使用します。通常、部屋の音響特性を高めるためには、吸収材や拡散材を壁、床、および室内の天井に設置することでコンディションを整えます。しかし一般的な居住環境では、インテリアを変えたくない、余計なものを置きたくないなどの理由で、そのような処置が難しい場合があります。そういった場合にはRoom EQが便利で有効です。Room EQでは部屋が共鳴する固有の低周波数である定在波が現れる周波数を特定し、デジタルEQでその周波数を調整し、定在波を減少させます。

 Room EQのシンプルなセットアップ手順では、正弦波のオーディオファイル(200Hz〜20Hz・ダウンロード音源)を使用してスピーカーで再生し、定在波が発生している周波数を特定したのち、その周波数帯域をデジタルEQでレベル調整します。もちろん一般に使用されている測定機器での結果を反映させることも簡単です。定在波を特定する周波数帯域は5つまでですが、Room EQを適切に設定すると、過剰な低音がなくクリアな再生音が得られます。

・Room EQ用ダウンロード ファイル

 ●Room EQ FLAC 音源ファイル LinkIconroom-eq1
 ●Room EQ チェック用紙 PDFファイル LinkIconroom-eq1-check-sheet.pdf

製品仕様


■デジタル入力ー XLR端子 ( AES / EBU ) ×1,RCA端子 ( S / PDIF ) ×1,Toslink端子(オプティカル)×1,USB 端子 ( Bタイプ ) ×1,
・・・・・・・
RJ45 Ethernet端子 ( LAN ) ×1
・・・・・・・ー 全ての入力は、AES/EBUあるいはS/PDIF信号のようなプロフェッショナル、またはコンシュマーの規格に対応しています。
■デジタル入力
■対応サンプリング周波数
・・・・・・・ーAES/EBU,S/PDIF入力 : 44.1 / 48 / 88.2 / 96 / 176.4 / 192kHz
■デジタル入力ーUSB,RJ45 Ethernet入力 : 44.1 / 48 / 88.2 / 96 / 176.4 / 192kHz / 352.8 kHz / 384 kHz / DSD64 / DSD128
■デジタル入力ーRJ45 Ethernet入力 : 44.1 / 48 / 88.2 / 96 / 176.4 / 192kHz / 352.8 kHz / 384 kHz

■最大許容入力ワードレングス 24bit

■アナログ出力ー XLR コネクタ×1組 (2番ホット) 短絡保護出力回路付き、出力インピーダンス 44 オーム
・・・・・・・ー RCA コネクタ×1組 短絡保護回路付き、出力インピーダンス 22 オーム

・・・・・・・※出力レベルは前面の液晶パネルから選択できます。 以下のように4つのレベル設定が用意されています。

・・・・・・・ー XLR出力レベル(液晶パネルのレベルコントロールが0.0 dB設定場合)
・・・・・・・・・・・・8.15 Vrms +20.44 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・4.15 Vrms +14.57 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・2.12 Vrms +7.74 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・1.06 Vrms +2.72 dBu 0 dBFS 正弦波入力時

・・・・・・・ー RCA出力レベル(液晶パネルのレベルコントロールが0.0 dB設定場合):
・・・・・・・・・・・・4.08 Vrms +14.42 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・2.08 Vrms +8.55 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・1.06 Vrms +1.72 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・0.53 Vrms - 3.30 dBu 0 dBFS 正弦波入力時

■ヘッドフォン出力
・・・・・・・ー ステレオ1/4インチジャックコネクタ×1 (フロントパネル),4ピン・ヘッドホン出力×1 (背面パネル)
・・・・・・・  共にDCカップリング、短絡防止出力回路。

・・・・・・・ ※出力レベルは前面の液晶パネルから選択できます。 以下のように4つのレベル設定が用意されています。

・・・・・・・ ー 推奨されるヘッドフォンインピーダンス(液晶パネルのレベルコントロールが0.0 dB設定の場合):
・・・・・・・・・・・
5.2 Vrms設定:100Ω 0dBFSの正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・2.7 Vrms設定: 50Ω 0dBFSの正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・0.9 Vrms設定: 16Ω 0dBFSの正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・0.2 Vrms設定: 4Ω 0dBFSの正弦波入力時

■クロック同期 ー 入力信号に同期
・・・・・・・ ー 超低域にわたり非常に効率的なジッター低減
・・・・・・・ ー サンプリング周波数:44.1 / 48 / 88.2 / 96 / 176.4 / 192kHz

■D/A −4.0 dBu 〜 +27.0 dBu (balanced on XLR connectors )
       または−10.0 dBu 〜 +21.0 dBu (unbalanced on RCA connectors) with 0 dBFS input,
       in 1 dB steps (−4 dBu is 0.49 V, +27 dBu is 17.35 V, −10 dBu is 0.245 V, +21 dBu is 8.67 V)

■出力ステージ Discrete Class A

■D/A コンバータ・チップ オーパーサンプリング・マルチビットΣΔ型、チャンネルにつき2つのコンバータ

メイン出力の測定値

■周波数特性
       Fs= 44.1kHz, Filter A, 0Hz-20kHz : +-0.25dB以内
       Fs= 44.1kHz, Filter B, 0Hz-20kHz : +-1.3dB以内
       Fs = 88.2 kHz, Filter A, 0Hz-20kHz: +- 0.25dB以内 
       Fs = 88.2 kHz, Filter A, 0Hz-40kHz: +- 0.8dB以内
       Fs = 88.2 kHz, Filter B, 0Hz-20kHz: +- 0.25dB以内
       Fs = 88.2 kHz, Filter B, 0Hz-40kHz: +- 1.9dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter A, 0Hz-20kHz: +- 0.25dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter A, 0Hz-40kHz: +- 0.8dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter A, 0Hz-80kHz: +- 2.6dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter B, 0Hz-20kHz: +- 0.25dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter B, 0Hz-40kHz: +- 0.8dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter B, 0Hz-80kHz: +- 3.8dB以内

■THD+N 比 −116 dBr (0.00016 %)  − 3 dBFS 入力レベルにおいて
・・・・・・・−125 dBr (0.000056 %) −40 dBFS 入力レベルにおいて
・・・・・・・−125 dBr (0.000056 %) −70 dBFS 入力レベルにおいて

■不要輻射成分(高調波を含む)
・・・・・・・入力レベル 0 dBFS 時、最大出力レベル、1 kHz において全成分−120 dB 以下
・・・・・・・入力レベル 0 dBFS 時、最大出力レベル、4 kHz において全成分−115 dB 以下

■リニアリティ 入力レベル 0 dBFS to −120 dBFS 時: 理想値からの乖離 ±0.4 dB 以下

■クロストーク 120dB以上 、20Hz〜20kHz

■チャンネル間位相レスポンス ±0.05 ° (20 Hz ‐20 kHz ) ±0.30 ° (20 Hz ‐80 kHz )


■電  源 100 - 240V 電圧は自動切り替え ,50/60Hz

■消費電力 動作時・最大15VA、スタンバイ時・最大0.5VA

■ヒューズ定格 500 mA slow blow

■本体寸法 450W x 66H x 300D (mm)

■リモートコントローラー寸法 45W x 21H x 166D (mm)

●希望小売価格…¥1,500,000(消費税別) 発売日 2018年10月22日

仕様は予告なく変更される場合があります。