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   WEISS最新製品を中心にハイエンド/パーソナル・コンピュータ・オーディオをご紹介いたします

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DAC502はユニークなDSP機能、新設計のD/A変換およびディスクリート出力ステージを備えた新世代D/A コンバータとして2018年に発表されました。DAC502は一度接続したらほとんど触れることのない存在であ る従来のD/Aコンバータとは異なり、最新のDSP技術により積極的にハイエンドのコンシューマ・オーディ オシステムを改善するという野心的な目的を持って開発されました。

さらに今回バージョンアップされた DAC502Mk2では、DACとしての基本性能をブラッシュアップする べく、最新のDACチップや独自のバッファアンプを導入した結果、驚くべき透明度と開放感を備えた、より 高いレベル再生音を実現しました。またその特徴的なDSPアルゴリズムに新たに3つの機能が加わりました。

FRONT PANEL


DAC502_Front.png

REAR PANEL


DAC502_Back.png

IR Remote controler


リモコン写真.jpg

主な特徴…基本性能


■DAC502 MK2 は、次のハードウェアから構成されています

DAC50x-4chバッファアンプ(小).jpg
・優れた技術仕様を備えた最新のDACチップを採用。
・ネットワーク、USBインターフェイスおよびユニット制御用のARMプロ
 セッサ。
・サンプリング周波数変換や高精度ボリューム制御などのさまざまな信号処
 理タスクを実行するSHARCシグナルプロセッサチップ。
・独立した電源トランスと多くの高精度電圧レギュレータによる広範な電源
 供給。
・D/Aコンバータ用のローカルの超低ジッタークロック・ジェネレータ。
・D/A変換後のディスクリート・アナログセクション(写真・左)。
・非常に低いインピーダンス出力。
・アンプやヘッドフォンに対応するアナログ出力レベルが選択できます。

■独自のパワーサプライ

アナログ回路とデジタル回路の個別に、専用に開発されたパワフルなリニア電源(非スイッチング電源)が使用されています。また左右のチャンネル間で分離された独自のレギュレータを備えています。その結果 "デジタルノイズ" とチャンネルクロストークのないアナログ出力が得られます。

電源スイッチは主電源電圧のゼロクロスでのみオンまたはオフに切り替わる半導体リレーを起動します。これによりノイズのない電源の切り替えが保証されます。2つの主変圧器はトロイダル型です。メイン電圧の選択は他の電子機器に供給される前に、電圧を測定することにより自動的に行われます。

■パワフルなヘッドフォン・アンプ

バックパネルにはバランス型 (4 pin XLR) 、フロントパネルにはアンバランス型 (1/4 インチ・フォンジャック) の2種類のヘッドフォン出力が用意されています。バランス型はライン出力と同様にディスクリートの出力です。WEISSはプロオーディオのマーケットをそのルーツとしています。そのためヘッドフォン・アンプセクションは強力で、レコード制作プロデューサー/エンジニアが信頼するに足る完全にトランスペアレントなサウンドを提供します。

■最大384kHz対応、5系統デジタル入力

PCMに44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz、176.4kHz、192kHzのサンプリング周波数と24bitワード長に対応する低ジッター高性能入力インターフェースを搭載。さらにUSB、Ethernetでは352.8 kHz、384 kHz、DSD64、DSD128をサポートします。内部の高精度/低ジッタ・クロック・ジェネレータによりD / Aコンバータ・セクションのクロッキングを行います。

■3つのユーザー・インターフェイス

HELIOSの操作は、次の3つのユーザ・インタフェースで行えます。

・本体操作
フロントパネルのカラー液晶スクリーンはタッチパネルとなっており、入/出力切り替えや出力レベル、また電源スイッチ兼用のロータリーノブと併用して、ボリューム設定・DSPメニューの選択等ができます。

・リモコン操作
入出力、DSPオーディオ処理プリセットの選択、電源のオン/オフの切り替えに使用できる IR リモート コントロールが付属しています。

・Webインターフェイス
Web インターフェイスでは主に細かなDSP処理の設定やプリセット・コントロールに使用します。このインターフェイスにアクセスするには、Helios を Web ブラウザも接続されているローカル エリア ネットワークに接続する必要があります。

・・・・・・・・ [パネル説明 Roon対応].jpg

■Roon Ready

LAN経由で多機能・高音質で話題の音楽再生ソフトウェア・Roonの再生用機器として使用できます。
対応するサンプリング周波数は、PCM 44.1kHz〜384kHz、DSD64 / 128です。

このRoon ReadyはRoon側からの要請により、Roonの技術者とともにWEISS専用のRoon Readyとして独自に開発された物で、その開発には2年が費やされました。音質はもちろん操作性も極めて軽快です。

Roon Ready Input72dpi.jpgRoon Ready display(大)72dpi.jpg

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主な特徴…DSP


■DSPの目的・狙い

WEISSでは、これからのD/Aコンバータは一度システムにつないだらほとんど触ることのない縁の下の力持ち的存在ではなく、積極的にデジタル・データレベルで音源に対して補正やコントロールができる、本当の意味でのデジタル・プリアンプ的な役割を果たすべきだと考えています。それはプロユースの世界で活躍してきたWEISSならではのコンセプトだと言えるでしょう。

すでに5年前にそのさきがけとしてDSP ( Digital Signal Processing ) を積極的にフューチャーした「DAC502」を発表しましたが、バージョンアップしたDAC502 Mk2 ではMAC502で培ったDSPアルゴリズムを継承、さらに3つの新機能を追加して昨今の多種多様なデジタル・データの再生にさらに高度なアプローチを図っています。

■WEISS独自のDSPとは

現在のオーディオではたとえばデジタルEQ(イコライザー)一つとっても、ハイエンド・デジタル機器でありながら内部ではアナログ処理をしているものが多いですが(下図参照)、これはシステム内に余計なA/D・D/A変換が入ることを意味し、それが位相エラーや歪みの原因になりかねないと考えられます。しかしWEISSのDSPは内部でデータをすべて195.3kHz(40bit floating point)に変換し、DSPでデジタル信号処理した後にDACによってアナログ変換します。これはコンシューマ・ハイエンド・マーケットではDAC502によって初めて取り組まれたことです。

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■8つのDSPアルゴリズム

DAC502 Mk2にはデジタル信号処理チップ(DSP)が内蔵されています。この機能はDAC502で初めて採用されましたが、DAC502 Mk2では新たに3つのアルゴリズムが追加されました。現在実装されているDSPアルゴリズムは以下の8つです。

・・・・・・・・・・・・Vinyl ( ヴァイナル・エミュレーション )・The EQ ( パラメトリック・イコライザ )

・・・・・・・・・・・・XTC ( クロストーク・キャンセリング )・Room EQ ( ルーム・イコライザ )

・・・・・・・・・・・・DYNAMIC ADAPTION ( ダイナミック・アダプション )

・・・・・・・・・・・・De-Esser ( デ・エッサー )・Loudness Control  ( ラウドネス・コントロール )

・・・・・・・・・・・・Crossfeed Headphone ( クロスフィード ・ヘッドフォン )

DSPの全体図.jpg・・・

■各種DSPはプリセット可能

DSPによる各種のパラメータは、それぞれに名前をつけて保存したり、グループ化してプリセット化する機能があるので、付属のリモコンを使ってすぐに呼び出すことができます。またこれらの設定はWebインターフェイスを使用すれば、使用環境や目的に応じて瞬時に変更することができます。

■ファーム・ウエアのアップデート

DSPアルゴリズムが追加されたり更新された場合には、イーサネット経由でのサーバ接続環境にあれば新しいソフトウェアが利用ができます。

・8つのDSPアルゴリズムの紹介


 DAC502 Mk2には以下の8種類のDSPアルゴリズムが備えられています。以下にアルゴリズムそれぞれの機能について紹介します。

※詳細な技術資料はこちらからダウンロードできます……LinkIconDSP解説資料pdf

・Vinyl ( ヴァイナル・エミュレーション )とは?

vinyl.jpg これほどデジタル音源の種類や仕様が多様化した現在でも、アナログ再生音を好む音楽愛好家の方はまだまだ多いのが現状です。実はアナログのレコードプレーヤーでの再生システムは、音に寄与する変数が多いかなり複雑な機械的なシステムです。そこでこの変数を仔細に分析し、デジタル領域でWeiss独自のアルゴリズムでエミュレート(本質的に再現)すれば、デジタル音源をあたかもアナログ・システム再生でさせたかのように聴くことができるのではないかと考えました。そしてその結果、驚くほど自然で良好なエミュレーションの結果が得られました。アナログ時代の音源がデジタル化されたもの、また反対にアナログ音源の無い音源の再生にもアナログレコード特有のサウンドキャラクターを付加します。

DMM-CD.jpg なおこの Vinyl の開発にあたってはドイツの高音質レーベル「Stockfisch-Records」のDMM(Direct Metal Master Cut)CD制作の技術の協力がありました。

 この技術はLPレコードの制作に使用されるだけではりません。音楽信号を特殊な金属素材のメタルマスターでアナログ信号を取り込んだ後、フォノグラフでそれを読み取りWEISSのADCでデジタル音楽信号に変換してCDにします。2年間の研究開発の成果とこの長年の協力のおかげで Vinyl は完成いたしました。

・The EQ ( パラメトリック・イコライザ )とは?

eq.jpg パラメトリック・イコライザは、プロフェッショナルのオーディオ制作スタジオで最もよく使用されるツールの1つで、音楽全体または特定の楽器の音質特性を非常に正確に補正することができます。

 DAC502ではWEISSお得意のDSPアルゴリズムによるデジタルの3バンド・パラメトリック・イコライザを搭載し、低域ブースト/カット、中域ブースト/カット、高域ブースト/カットで再生周波数のバランスを微調整・補正します。

・Room EQ ( ルーム・イコライザ )とは?

room eq.jpg Room EQは、リスニングルームの音響特性を調整し、試聴環境に適切なイコライジング補正をするために使用します。通常、部屋の音響特性を高めるためには、吸収材や拡散材を壁、床、および室内の天井に設置することでコンディションを整えます。しかし一般的な居住環境では、インテリアを変えたくない、余計なものを置きたくないなどの理由で、そのような処置が難しい場合があります。そういった場合にはRoom EQが便利で有効です。Room EQでは部屋が共鳴する固有の低周波数である定在波が現れる周波数を特定し、デジタルEQでその周波数を調整し、定在波を減少させます。

 Room EQのシンプルなセットアップ手順では、正弦波のオーディオファイル(200Hz〜20Hz・ダウンロード音源)を使用してスピーカーで再生し、定在波が発生している周波数を特定したのち、その周波数帯域をデジタルEQでレベル調整します。もちろん一般に使用されている測定機器での結果を反映させることも簡単です。定在波を特定する周波数帯域は5つまでですが、Room EQを適切に設定すると、過剰な低音がなくクリアな再生音が得られます。

・Room EQ用ダウンロード ファイル

 ●Room EQ FLAC 音源ファイル LinkIconroom-eq1
 ●Room EQ チェック用紙 PDFファイル LinkIconroom-eq1-check-sheet.pdf


2つのEQ機能はレコーディング・スタジオのリファレンス『Weiss EQ-1』を組み込み

The EQRoom EQのイコライザ部分には、世界中のレコーディング・スタジオでリファレンス機器として採用されているデジタル・マスタリング・パラメトリックイコライザ『EQ-1』(7バンド) の心臓部を移植しています。DSP502ではそのうち3バンドのパラメトリックイコライザとして機能しており、各バンドにはブースト/カット、周波数、Q /スロープのパラメータがあり、ハイシェルビング、ローシェルビング、ピーキング、ハイカット、ローカット、バイパスのモードで動作します。

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・XTC ( クロストーク・キャンセリング )とは?

xtc.jpg このDSPは左右スピーカーの間に発生するクロストークを低減することを可能にする特別なデジタル・フィルタで、スピーカーの外側まで広がる立体的な音場展開を可能にします。簡単に言えば左チャンネルは左耳にのみ、右チャンネルは右耳にのみ届くようにデジタル・フィルタリングすることで、左から右へ、または右から左へのクロストークをキャンセルし、あたかもヘッドフォンでリスニングするような曖昧さの無い音場感が得られ、録音によってはサウンドステージがスピーカーを超えて拡張され、音場は3次元にもなります ( XTCの開発はスイスIllusonic社と協力して行っています)。

xtc図解.jpgXTCによる再生で得られる主な印象は次のとおりです。

- 大きなステレオステージ
  (左右のスピーカー間のスペースよりもはるかに広い)
- 深み感、すなわち3-Dのような音場感
- 非常にリアルな録音場所での音響空間の再生
- ステージ上に明確に位置する楽器の存在感

またXTCによる再生は、次のような音源に適しています。

- ダミーヘッド・レコーディング
  (バイノーラル録音・XTC再生に最適)
- ライブ録音
 (音場空間や聴衆など会場の雰囲気が記録されたもの)
- スタンダードなスタジオ・レコーディング

特に小型スピーカーや、スピーカーの設置に制限の多いリスニング環境では、その効果の大きさがいっそう感じられます。

・Dynamic Adaption ( ダイナミック・アダプション )とは?

WDA.jpg Dynamic Adaptionは、ミュージックサーバーやネット・オーディオ・プレーヤーでプレイリストを作製して音楽を聴く場合に、アルバムや各曲の音量差を補正をするために開発されたDSPプラグインです。例えばプレイリストの一曲目がバイオリンのソロ、二曲目がロックやポップスと言う場合、再生レベルをその都度コントロールしないといけません。そういった音楽のダイナミクスを自動的にコントロールすることを目的として開発されました。
 このDSPアルゴリズムの目的は、再生されるオーディオのダイナミックレンジを減少させることで、曲ごとの録音レベルの大きな変化を避けることでした。もちろんこのDSPの効き具合はユーザーの好みによって異なりますので、Webインターフェイス上のパラメータ(「Dynamic Level」)を好みで調整することができます。

・De-Esser ( デ・エッサー )とは?

DSP#6.jpg現代のボーカル録音では、マイクのピークに非常に近いレベルで録音することが求められます。そのため高周波の歯擦音や、マイクによる高域の強調音などがしばしば発生します。De-Esser ではそのような耳障りなボーカルの歯擦音を自動的に除去します。

このDSPはWEISS独自のものとして、プロのマスタリング技術では世界的に有名ですが、WEISSではこのテクノロジーを民生用オーディオ製品に初めて取り入れました。

・Loudness Control (ラウドネス・コントロール)とは?

DSP#7.jpg聴覚の線形化イコライゼーションを実現する独自の Schwede アルゴリズムです。このアイデアは人間の聴覚の心理音響的特徴とその解剖学的構造に基づいています。私たちの聴覚の感度は周波数に依存しており、音圧の知覚にも影響します。コンサートホールの録音を自宅で聴く場合、音圧感度によって非現実的なサウンド体験が生じる可能性があります。したがって、シュヴェーデのコンセプトは、音響心理学および解剖学的理論に基づいて最適化された補償回路を作成するように設計されたイコライザーを通じて、人間の聴覚のこれらの非線形性を克服します。 10 個のオプションは dB レベルで選択されます。

・Crossfeed Headphone (クロスフィード・ヘッドフォン)とは? (ヘッドフォン専用DSP)

DSP#8.jpg一般的にヘッドフォンで音楽を聴くときには、音像イメージが「頭の中」に浮かびますが、このDSPではヘッドフォンによるリスニングでも部屋の中でスピーカーの再生を聴いているような、より広がりのある音場幅を実現します。
この機能は、高いチャンネル分離でオーディオを聴く場合に特に推奨されます。このDSPは好みに合わせてレベルを 0 〜 100 の間で調整できます。

製品仕様


■デジタル入力ー XLR端子 ( AES / EBU ) ×1,RCA端子 ( S / PDIF ) ×1,Toslink端子(オプティカル)×1,USB 端子 ( Bタイプ ) ×1,
・・・・・・・RJ45 Ethernet端子 ( LAN ) ×1
・・・・・・・ー 全ての入力は、AES/EBUあるいはS/PDIF信号のようなプロフェッショナル、またはコンシュマーの規格に対応しています。

■対応入力モード
・・・・・・・ーAES/EBU,S/PDIF,UPnP/DLNA (Ethernet),USB,Roon Ready
■デジタル入力
■対応サンプリング周波数
・・・・・・・ーAES/EBU,S/PDIF入力 : 44.1 / 48 / 88.2 / 96 / 176.4 / 192kHz
・・・・・・・ーUSB : 44.1 / 48 / 88.2 / 96 / 176.4 / 192 / 352.8 / 384 / DSD64 / DSD128
■デジタル入力ーRJ45 Ethernet入力 : 44.1 / 48 / 88.2 / 96 / 176.4 / 192 / 352.8 / 384 kHz / DSD64 / DSD128

■最大許容入力ワードレングス 24bit

■アナログ出力ー XLR コネクタ×1組 (2番ホット) 短絡保護出力回路付き、出力インピーダンス 44 オーム
・・・・・・・ー RCA コネクタ×1組 短絡保護回路付き、出力インピーダンス 22 オーム

・・・・・・・※出力レベルは前面の液晶パネルから選択できます。 以下のように4つのレベル設定が用意されています。

・・・・・・・ー XLR出力レベル(液晶パネルのレベルコントロールが0.0 dB設定場合)
・・・・・・・・・・・・8.15 Vrms +20.44 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・4.15 Vrms +14.57 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・2.12 Vrms +7.74 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・1.06 Vrms +2.72 dBu 0 dBFS 正弦波入力時

・・・・・・・ー RCA出力レベル(液晶パネルのレベルコントロールが0.0 dB設定場合):
・・・・・・・・・・・・4.08 Vrms +14.42 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・2.08 Vrms +8.55 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・1.06 Vrms +1.72 dBu 0 dBFS 正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・0.53 Vrms - 3.30 dBu 0 dBFS 正弦波入力時

■ヘッドフォン出力
・・・・・・・ー ステレオ1/4インチジャックコネクタ×1 (フロントパネル),4ピン・ヘッドホン出力×1 (背面パネル)
・・・・・・・  共にDCカップリング、短絡防止出力回路。

・・・・・・・ ※出力レベルは前面の液晶パネルから選択できます。 以下のように4つのレベル設定が用意されています。

・・・・・・・ ー 推奨されるヘッドフォンインピーダンス(液晶パネルのレベルコントロールが0.0 dB設定の場合):
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・5.2 Vrms設定:100Ω 0dBFSの正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・2.7 Vrms設定: 50Ω 0dBFSの正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・0.9 Vrms設定: 16Ω 0dBFSの正弦波入力時
・・・・・・・・・・・・0.2 Vrms設定: 4Ω 0dBFSの正弦波入力時

■クロック同期 ー 入力信号に同期
・・・・・・・ ー 超低域にわたり非常に効率的なジッター低減
・・・・・・・ ー サンプリング周波数:44.1 / 48 / 88.2 / 96 / 176.4 / 192kHz

■D/A −4.0 dBu 〜 +27.0 dBu (balanced on XLR connectors )
       または−10.0 dBu 〜 +21.0 dBu (unbalanced on RCA connectors) with 0 dBFS input,
       in 1 dB steps (−4 dBu is 0.49 V, +27 dBu is 17.35 V, −10 dBu is 0.245 V, +21 dBu is 8.67 V)

■出力ステージ Discrete Class A

■D/A コンバータ・チップ オーパーサンプリング・マルチビットΣΔ型、チャンネルにつき2つのコンバータ

メイン出力の測定値

■周波数特性
       Fs= 44.1kHz, Filter A, 0Hz-20kHz : +-0.25dB以内
       Fs= 44.1kHz, Filter B, 0Hz-20kHz : +-1.3dB以内
       Fs = 88.2 kHz, Filter A, 0Hz-20kHz: +- 0.25dB以内 
       Fs = 88.2 kHz, Filter A, 0Hz-40kHz: +- 0.8dB以内
       Fs = 88.2 kHz, Filter B, 0Hz-20kHz: +- 0.25dB以内
       Fs = 88.2 kHz, Filter B, 0Hz-40kHz: +- 1.9dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter A, 0Hz-20kHz: +- 0.25dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter A, 0Hz-40kHz: +- 0.8dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter A, 0Hz-80kHz: +- 2.6dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter B, 0Hz-20kHz: +- 0.25dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter B, 0Hz-40kHz: +- 0.8dB以内
       Fs = 176.4 kHz, Filter B, 0Hz-80kHz: +- 3.8dB以内

■THD+N 比 −116 dBr (0.00016 %)  − 3 dBFS 入力レベルにおいて
・・・・・・・−125 dBr (0.000056 %) −40 dBFS 入力レベルにおいて
・・・・・・・−125 dBr (0.000056 %) −70 dBFS 入力レベルにおいて

■不要輻射成分(高調波を含む)
・・・・・・・入力レベル 0 dBFS 時、最大出力レベル、1 kHz において全成分−120 dB 以下
・・・・・・・入力レベル 0 dBFS 時、最大出力レベル、4 kHz において全成分−115 dB 以下

■リニアリティ 入力レベル 0 dBFS to −120 dBFS 時: 理想値からの乖離 ±0.4 dB 以下

■クロストーク 120dB以上 、20Hz〜20kHz

■チャンネル間位相レスポンス ±0.05 ° (20 Hz ‐20 kHz ) ±0.30 ° (20 Hz ‐80 kHz )


■電  源 100 - 240V 電圧は自動切り替え ,50/60Hz

■消費電力 動作時・最大15VA、スタンバイ時・最大0.5VA

■ヒューズ定格 500 mA slow blow

■本体寸法 450W x 66H x 300D (mm)

■リモートコントローラー寸法 45W x 21H x 166D (mm)

●希望小売価格…こちらへLinkIcon 発売日 2024年02月24日

仕様は予告なく変更される場合があります。

※DAC502 Mk2の取扱説明書はこちらからダウンロードできますLinkIconDAC502Mk2 Manual.pdf