「HELIOS」が、音元出版「オーディオ銘機賞2024」のジャンル別銘機賞(DAコンバータ部門)を受賞しました。
●「オーディオ銘機賞2024」の特設サイトは……こちらから
● HELIOS紹介記事と「オーディオ銘機賞2024」に関しては、音源出版「オーディオアクセサリー191号」をご覧ください。
「HELIOS(古代ギリシャ語で『太陽神の意』)」は、WEISSの従来のフラッグシップD/Aコンバータ「MEDUS」の後継機種に位置付けされる最新D/Aコンバータです。もともと世界トップクラスのプロフェッショナルな音楽制作現場を顧客対象として来たWEISSですが、そのプロ用DACと同等のサウンド・クオリティを維持しながら、よりハイエンドのコンシューマ・オーディオに適したデザインと機能を満たすべく、新たに開発されました。HELIOSでの音楽再生は、まさにプロが必要とする片寄った色付けの無いピュアで、さらに音楽性が高いものとなっています。 | ||
FRONT PANEL
REAR PANEL
IR Remote controler
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主な特徴…基本性能
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■最大384kHz対応、5系統デジタル入力 ■3つのユーザー・インターフェイス ■Roon Ready ・ | ||
主な特徴…DSP
■WEISS独自のDSPとは ■8つのDSPアルゴリズム ・・・・・ ■各種DSPはプリセット可能 ■ファーム・ウエアのアップデート | ||
・8つのDSPアルゴリズムの紹介
※詳細な技術資料はこちらからダウンロードできます……DSP解説資料pdf | ||
・Vinyl ( ヴァイナル・エミュレーション )とは? これほどデジタル音源の種類や仕様が多様化した現在でも、アナログ再生音を好む音楽愛好家の方はまだまだ多いのが現状です。実はアナログのレコードプレーヤーでの再生システムは、音に寄与する変数が多いかなり複雑な機械的なシステムです。そこでこの変数を仔細に分析し、デジタル領域でWeiss独自のアルゴリズムでエミュレート(本質的に再現)すれば、デジタル音源をあたかもアナログ・システム再生でさせたかのように聴くことができるのではないかと考えました。そしてその結果、驚くほど自然で良好なエミュレーションの結果が得られました。アナログ時代の音源がデジタル化されたもの、また反対にアナログ音源の無い音源の再生にもアナログレコード特有のサウンドキャラクターを付加します。 | ||
・The EQ ( パラメトリック・イコライザ )とは? パラメトリック・イコライザは、プロフェッショナルのオーディオ制作スタジオで最もよく使用されるツールの1つで、音楽全体または特定の楽器の音質特性を非常に正確に補正することができます。 ・Room EQ ( ルーム・イコライザ )とは? Room EQは、リスニングルームの音響特性を調整し、試聴環境に適切なイコライジング補正をするために使用します。通常、部屋の音響特性を高めるためには、吸収材や拡散材を壁、床、および室内の天井に設置することでコンディションを整えます。しかし一般的な居住環境では、インテリアを変えたくない、余計なものを置きたくないなどの理由で、そのような処置が難しい場合があります。そういった場合にはRoom EQが便利で有効です。Room EQでは部屋が共鳴する固有の低周波数である定在波が現れる周波数を特定し、デジタルEQでその周波数を調整し、定在波を減少させます。 ・Room EQ用ダウンロード ファイル ●Room EQ FLAC 音源ファイル room-eq1
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・XTC ( クロストーク・キャンセリング )とは? このDSPは左右スピーカーの間に発生するクロストークを低減することを可能にする特別なデジタル・フィルタで、スピーカーの外側まで広がる立体的な音場展開を可能にします。簡単に言えば左チャンネルは左耳にのみ、右チャンネルは右耳にのみ届くようにデジタル・フィルタリングすることで、左から右へ、または右から左へのクロストークをキャンセルし、あたかもヘッドフォンでリスニングするような曖昧さの無い音場感が得られ、録音によってはサウンドステージがスピーカーを超えて拡張され、音場は3次元にもなります ( XTCの開発はスイスIllusonic社と協力して行っています)。 | ||
・Dynamic Adaption ( ダイナミック・アダプション )とは? Dynamic Adaptionは、ミュージックサーバーやネット・オーディオ・プレーヤーでプレイリストを作製して音楽を聴く場合に、アルバムや各曲の音量差を補正をするために開発されたDSPプラグインです。例えばプレイリストの一曲目がバイオリンのソロ、二曲目がロックやポップスと言う場合、再生レベルをその都度コントロールしないといけません。そういった音楽のダイナミクスを自動的にコントロールすることを目的として開発されました。 | ||
・De-Esser ( デ・エッサー )とは?現代のボーカル録音では、マイクのピークに非常に近いレベルで録音することが求められます。そのため高周波の歯擦音や、マイクによる高域の強調音などがしばしば発生します。De-Esser ではそのような耳障りなボーカルの歯擦音を自動的に除去します。 | ||
・Loudness Control (ラウドネス・コントロール)とは?聴覚の線形化イコライゼーションを実現する独自の Schwede アルゴリズムです。このアイデアは人間の聴覚の心理音響的特徴とその解剖学的構造に基づいています。私たちの聴覚の感度は周波数に依存しており、音圧の知覚にも影響します。コンサートホールの録音を自宅で聴く場合、音圧感度によって非現実的なサウンド体験が生じる可能性があります。したがって、シュヴェーデのコンセプトは、音響心理学および解剖学的理論に基づいて最適化された補償回路を作成するように設計されたイコライザーを通じて、人間の聴覚のこれらの非線形性を克服します。 10 個のオプションは dB レベルで選択されます。 | ||
・Crossfeed Headphone (クロスフィード・ヘッドフォン)とは? (ヘッドフォン専用DSP)一般的にヘッドフォンで音楽を聴くときには、音像イメージが「頭の中」に浮かびますが、このDSPではヘッドフォンによるリスニングでも部屋の中でスピーカーの再生を聴いているような、より広がりのある音場幅を実現します。 ※ヘッドフォンでの再生について | ||
製品仕様
ーメイン出力の測定値
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