主な特徴
■測定器を超える安定性
Grimm Audioは優れた音質・音楽性を考えた場合に、できる限り安定したクロックを生成することが重要であるという結論に達しました。その結果、性能を評価する要素についても、パワーサプライやオシレータ制御回路のノイズ、低いレベルでのクロストーク成分などに目を向けて回路設計を刷新することによって、今や測定機よりも優秀なクロックの安定度を得られるようになりました。そのためご使用になっているコンバータなどのデジタル機器を驚異的に安定させることができます。
■44.1~192kHz対応、16台のデジタル機器が接続可能
CC1Mk-Ⅱには2つの独立したマスター・クロック出力があります。44.1kHz及び48kHzを基準周波数とし、その1・2・4倍のクロック周波数(つまり44.1、88.2、176.4 / 48、96、192kHz )を2つのグループに分けて、16台ものデジタル機器に出力させることができます。さらにAES/EBUも出力可能です。
■ハイエンド・オーディオと並べて違和感の無い優れたデザイン
フロントパネルにアバチ材を使用したユニークなデザインは、他のすべてのグリムオーディオ製品と同様にプロ用・スタジオ機器のスペックを持つ内容でありながら、ハイエンド・オーディオ機器と組み合わせて設置しても違和感の無い高品位なものとなっています。
■なぜGrimm CC1 Mk-Ⅱは世界最高のデジタル・マスタ・クロックといわれるのか
Grimm CC1 Mk-Ⅱは、0.6ps@10Hzという世界で最も正確なマスタークロック仕様を持っています。さらにCC1 Mk-Ⅱには、スレーブ・モードでのAES/EBU入出力用の特別な「クリーン」機能があります。このPLL(Phase Lock Loop / 位相ロックループ )は、90Hzのクロック・ジッター・エラーを10Hz(人間の耳は約20Hzから聴こえる)に減衰させることができます。10Hzで90dBの驚異的なジッタ除去率を達成し、さらに60dB/decまで向上させます。そのためAES/EBUクロック・リカバリ装置としても使用され、DAコンバータのデジタル信号のジッタを除去します。 |