従来のハイエンド機器を使用してのCDリッピングやHi-Res PCM音源データの再生用小型インターフェースボックスとして全世界に好評を博したINT202/203の最新・姉妹機として、このたび「INT204」が発表・発売の運びとなりました。
「INT204」はweiss初のUSBインターフェィスによる、今話題のDSD再生に対応したD/Dコンバーターです。その内部には最新のDoP USBボードが組み込まれており、PC/Macから市販のあらゆるD/Aコンバーターに接続するだけでDSD再生が出来ます(ただし、DSD対応の再生ソフトが必要です)。
主な特徴
■DoPでDSD再生対応
weissでは今後ますます活発になる高音質DSD音楽配信に対応するために、PCM伝送のフレームを使用してUSBでDSD信号を転送し再生させる「DoP (DSD Audio Over PCM Frames)」に対応したUSBボードを開発・導入しました。
■クロック同期
INT204内臓のクロックがマスターとなりコンピューターは常にINT204のスレーブとなります。
■ノイズ対策された電源
入力用の電源はUSBからのバスパワー(パソコン側からの電源供給)、出力用の電源は付属の外部電源から供給されます。このように電源を入力用と出力用に分けることで入力信号と出力信号が絶縁され、入出力間ではあくまでもデータ信号のみがやり取りされます。そのため伝送される音楽データは電源ノイズから解放され、音質的に良い結果が得られました。
■各種インターフェイス
デジタル入力 : USB type B connector×1
サンプリング周波数 : PCM 44.1、48、88.2、96、176.4、192kHz
DSD 64, DSD128
デジタル出力 : AES/EBU(XLR)×1、SPDIF(RCA)×1、BNC×1