アナログプレイヤー関連のパーツ&アクセサリー
   パーツ交換に伴う実際の問題点/経験例。  


■ガラード301の例

   アイドラーが傾いています。

 

 

 

この様にアイドラーが傾いている事例が発生しています。この場合は新品のアイド

ラーに交換しても『ターンテーブルの内周に正常な角度で接しない』、『モーター

プーリーに対し正常な角度で接しない』と言う様な症状が出るため、実際に動作さ

せると異音が発生します。また長期に渡りこの状態で使用するとアイドラーやその

軸受等が異常摩耗します。



■ガラード 301アイドラー

サポートブラケット周辺パーツ製作しました。

 

アナログプレイヤー部門パーツ交換に伴う問

題点の所で紹介している写真の様に、軸(サ

ポートブラケットAssemblyの)が傾いている

事例が有りました。そこで当社はオリジナル

パーツを分解し、材質分析をしてオリジナル

と同等の軸とベアリングを製作致しました。

★軸が傾いたままで使用していた実際の30

1を調べてみましたが、ベアリングが(アイ

ドラーの上下の軸受)バカ穴になるぐらい削

れている事例が有りました。実際に動作させ

てみると、カタカタ、コトコト、と言った音

が発生していました。それを今回製作した軸

とベアリングに交換してみたところ、その様

なメカノイズはかなり軽減されました。


※軸、ベアリングを交換した写真3枚です。

各写真下に映っているのが新品のパーツです。



★この様な状況に悩まされている方、一度ご相談ください。

当社製品取扱店様へ御持込み頂ければメンテナンスいたします。


★なぜ軸が傾いている製品を見かけるのかと考えますと、ターンテーブルを取付

ける時にアイドラーに無理な力を掛けたりブレーキパッドを押したりする可能性

が有ります。その衝撃で傾く事も考えられます。その他には輸送中の問題など様

々な原因が考えられます。

★今までの事例では、アイドラー サポート ブラケット周辺には他の部品も複雑

に関わり合っていて、劣化などが原因で色々なパーツの位置がずれたり精度が悪

化している場合も見受けられました。この様な場合は例えベアリングと軸を交換

しても正常にならない事が多いです。なんといってもそろそろ半世紀を迎える製

品です。総合的に点検をする必要が有るのではないでしょうか。

★点検整備をご希望のお客様へ。

ベアリングや軸を交換する場合は古いパーツを取り除いて圧入という作業を致し

ますが、専門的な知識が無いと交換できません。この様な訳でこの作業をお受け

する場合は先ず製品をお預かりする事になります。そして他のパーツに問題が無

いかどうか点検して見積もりをさせて頂きます。その見積もり後修理続行か取り

止めにするかをお決め頂く事になります。

※なお、見積り後未修理返却になった場合はお見積料が発生致しますのでその点

はご了承ください。



■ガラード・テスト用ターンテーブル

 

 

 

 

 

 

上の写真の様にアイドラーが傾いている場合は、このテスト用ターンテーブルを装

着し、ターンテーブルを回転させて実際の動きを確認すると何故異音が出るかその

状況が良く判ります。この様にパーツを販売していると色々な問題点が浮き彫りに

なってきますが、現在その対策の為に色々なパーツの試作を重ねております。



AZ・AUDIO

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